会長挨拶

会長あいさつ

令和7年4月より、一丁目自治会・会長に就任しました中川洋太です。
山に囲まれたこの地に「森の里ニュータウン」が誕生して40年になります。当時20代半ばだった私たちの新婚・新居での生活が始まりました。
「ニュータウン第一期入居者募集」のチラシの一面には、若宮橋そばにあるテニスコートが大きく掲載されていました。「テニスができる」という期待は、入居してすぐに消えてしまいました。「ここは厚木市のテニスコートだから、抽選で当たらないと使えない」とのこと。すぐに入居し始めた住民が動き始めました。森の里住民が優先で使えるように市に働きかけようと。テニスクラブを発足させ、そして自治会づくりが始まりました。

また、玉川公民館体育振興委員として(森の里公民館ができるまでは森の里の代表として現野村地区館長とともに従事)、一丁目だけでの運動会も行いました。そして、夏まつり、鯉のぼりまつり、クリスマスまつり、音楽祭などイベントづくりに携わってきました。当時20代だった私は「こうやって『まち』ができるんだ」と、好奇心もあり夢中で当時のリーダーの後ろにくっついて活動してきました。今でも絶対に忘れないのが「私たちには故郷がある。これからこの森の里で生まれ育っていく子どもたちは、ここが故郷になる。そんな子どもたちが誇りに思える、住み続けたい『まち』をつくろう」と集まるたびに語り合っていた先輩方の思いです。
このときの中心メンバーは30代、40代の働き盛りの方々でした。40年経った今、70代、80代になっても、皆さんバリバリと地域をひっぱってくださっていて、高齢化率が市内でも一番高い森の里は今でも活気ある『まち』となっています。ただ、いつまで続くのだろうか?そんな思いはずっと心の中にありました。
私は当時のリーダーだった方々の「思い」こそが、森の里の『まちづくりの理念』だと思っています。自治会長になり何ができるかはわかりませんが、この理念だけは持ち続け、そして次世代につなげていきたいと思っています。皆様のご理解とご支援・ご協力をお願いいたします。

<プロフィール>
1960年3月生まれ 横浜市で幼少期をすごし、高校で厚木市に転居。
趣味:ソフトバレーボール、麻雀
家族:妻、母
長男夫妻と孫二人(市内在住)、長女夫妻と孫二人(県外在住)
地域活動:厚木市青少年相談員、森の里地区青少年健全育成会役員、森の里ソフトバレーボールクラブ、梅園管理団体「うぐいす」、森の里小学校学校運営協議会委員