低温に注意

2月8日の大雪警報が解除されましたが、今度は「低温注意報」が発表されています。9日朝は路面が凍結していますので、転倒などに十分注意してください。

また、冬の災害時にも低温に注意が必要です。

低温注意報は、低温により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 具体的には、低温による農作物の被害(冷夏の場合も含む)や水道管の凍結や破裂による著しい被害の発生するおそれがあるときに発表します。

最強寒波は屋内でも注意が必要です。急激な寒暖差による「ヒートショック」は心筋梗塞や脳卒中を招く恐れもあります。また、救急医が特に注意を呼びかけるのが、体温が下がって起きる「低体温症」です。

給湯器の凍結に注意

給湯器が凍結してお湯が出ない場合、日中の気温上昇による自然解凍を待つのが基本的な対処法です。給湯器のリモコンの電源を切り、給湯器に繋がる給水管(保温材で巻かれた太い管)にタオルを巻いてぬるま湯をゆっくりかける方法もありますが、決して熱湯をかけたり、給湯器本体にタオルなどを巻くのは止めてください。

低体温症に注意

低体温症になると、臓器の機能がどんどん落ちていきます。特に脳や心臓なんです。うまく暖房の操作ができないとか、適切に(暖房の)リモコンが使えないとか、家の中でも低体温症になることがあります。
体が震え始めたら、低体温症の初期兆候を疑うべきで、我慢しないで暖房をつけたり着こんだりするなど、体温が下がらないようにすることが大事です。

低体温症の人の体を激しくさすったり、大きな声で呼びかけたり、急に立たせたりするのは危険です。心臓が「限界ギリギリの省エネモード」になっているので、少しの刺激でプツンと止まってしまう(心停止)ことがあるんです。「静かに、そっと」が鉄則です。低体温下の心筋は極めて過敏です。体位変換や衣類の着脱といった軽微な刺激でVF(心室細動)が誘発されます。
冷たくなった手足をマッサージしたり、湯たんぽで温めたくなる気持ちは分かりますが、避けてください。
冷え切った手足を温めると、そこに溜まっていた「冷たい血液」が一気に心臓へ戻ってしまい、心臓の温度をさらに下げて止めてしまう危険があります。
温めるなら「脇の下」や「股の付け根」など、太い血管がある体の中心部だけにしてください。

低体温になると、末梢血管が強力に収縮し、体の中心部に血液が集まります。すると腎臓は「体液が多すぎる」と勘違いし、尿をどんどん出して補正しようとします(寒冷利尿)。その結果 高度な「血管内脱水」が進行しています。

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